介護用語 ~ 聴導犬
聴導犬(ちょうどうけん)とは、聴覚障害者を安全に快適に誘導する犬のこと。聴導犬がはじめてこの世に出るのは、盲導犬に遅れること約150年後である。1975年頃に、アメリカで、一人の聴覚障害者が、自分が飼っていた犬を、生活の音に反応して自分に知らせることができるよう訓練をしてほしいと懇願したとこから始まったといわれている。聴導犬の役割は、ブザー・音、電話などの呼び出し音などを聞き分けて、必要な情報を飼い主に正確に伝え、また、必要に応じて、それら音の発する方向へ誘導を行うことである。2004年12月末日現在、日本国内の聴導犬の実働数は10頭で、盲導犬のそれに比するとまだまだ不足している状況である。また、聴導犬も、身体障害者補助犬法の適用を受けていて、公共機関だけでなくてデパートやスーパー、ホテルなどでは、受け入れを拒んではいけないことになっているが、盲導犬同様、受け入れの拒否が完全になくなってはいない状況が見受けられる。