介護用語 ~ 痴呆
痴呆(ちほう、英Dementia、独Demenz)は、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が低下した状態をいう。高齢者介護分野においては、認知症(にんちしょう)と呼称する。「痴呆」の狭義の意味としては「知能が後天的に低下した状態」のことを指すが、医学的には「知能」の他に「記憶」「見当識」の障害や人格障害を伴った症候群として定義される。従来、非可逆的な疾患にのみ使用されていたが、近年、正常圧水頭症など治療により改善する疾患に対しても痴呆の用語を用いることがある。なお、マスコミ、あるいは非専門家が年を取るごとに物覚えが悪くなり、それを認知症(痴呆)前兆と判断してしまうケースがあるが違う。近年になり、認知症(痴呆)は、遺伝病である可能性が高いことがわかった(外因性を除く)。具体的には、正常な人だと、年を取るごとに、脳細胞が減っていくが、認知症の場合急激に脳細胞が減っていき、また脳自体縮小することがわかった。また、 70歳以上から発症する可能性が高くなることも明らかになった。脳をゼリーに例えると、正常な人はゼリーがほとんど縮むことはなく、また栄養分(神経細胞など)も叙々に減っていくに対して、認知症だとゼリー自体が縮むことになる。