介護用語 ~ 社会の高齢化
社会の高齢化の説明をすると、社会の高齢化(しゃかいのこうれいか)とは、人口構造が高齢化することで、指標としては総人口に占める高齢人口(65歳以上)の比率が高まっていくことをいう。高齢人口の増加の一方、年少人口の減少とが同時並行的に進んでおり、2つの現象を合わせて少子高齢化と呼ぶことも多い。人口の年齢構造を分析する上で、0~14歳を年少人口、15~64歳を生産年齢人口、65歳以上を高齢人口とする3区分が用いられる。国・地域の人口構成は、発展途上段階から経済成長とともに、多産多死型→多産少死型→少産少死型と変化する。発展途上段階では、特集の高齢化時代が教えてくることは、衛生環境が不十分で乳幼児の死亡率が高く、また、老後を子供に頼らなければならないことや、働き手をより多く確保する必要から、多く子供をもうけざるを得ない。そのため、十分な教育も受けさせられない状態にある。人口ピラミッドでは、先が尖ったきれいなピラミッド型になる。経済成長が進むと、衛生状態の改善により、乳幼児の死亡も減り、社会も安定してくると、子どもの数も減っていく。 一方、医療水準の向上もあり、寿命も延びていく。特集の高齢化時代について説明すると、いわゆる老後の期間が長くなり、余生を楽しみ、福祉や貯蓄が期待できる状態への移行と肯定的にとらえることもできる。しかしながら、やがて生産年齢人口であった層は老年人口となていく。人口ピラミッドではつりがね型から、口がつぼんだ壺型となっていく、このように、高齢化は少子化と表裏一体の現象であると言える。