介護用語 ~ ノンステップバス
ノンステップバスは出入り口の段差を無くし乗降を容易にしたバス。床面はおおむね35cm以下の物を指す。中ドアに車いすスロープを設けることにより、車いすでの乗車が容易となる。(前ドアに車いすスロープを取り付けた例もあり)また、現在市販されているノンステップバスは、エアサスペンションを採用することにより乗降時に車高を下げて歩道との段差を少なくするニーリング機能が装備されている。日本初のノンステップバスは、近畿日本鉄道(現近鉄バス)が、日本初の2階建てバスビスタコーチ(日野自動車・近畿車輛が製造)をベースに1963年に導入した車両である。このバスはビスタコーチの2階部分を無くしホイルベース間をノンステップ化したバスだが、ワンマン化に対応できないなどの問題があり、これ以降の導入は無い。その後、1985年に三菱ふそうが本格的な初のワンマン対応の国産ノンステップバスを試作する。同年モデルチェンジした大型路線バスエアロスターシリーズをベースにして、前中ドア間の床を350mmまで下げノンステップ化を実現した。エンジン部分は通常のバスと同じ物を用いている。高価であったため、導入例は名古屋鉄道(現名鉄バス)、岐阜バス、京浜急行(現京浜急行バス)の3社のみで、1987年頃まで製造された。なお、1994年名鉄向けに上記のノンステップバスの生産初期車を使用していた、小牧空港循環車用の代替に1両だけ追加製造されている。